【ボイトレ】声帯閉鎖がカギ!ミドルボイスの声量を上げる7つの練習

ミドルボイスの声量を上げるボイトレ

しげ

なんとかミドルボイスを出せるようになってきたんだけど、声量が小さいんだよね。音程が低くなると声もかすれちゃうし……。ミドルボイスの声量を上げるには、どんな練習をすればいいんだろう?

裏声のひとつであるミドルボイス。裏声を地声のような響きで出せるため、歌ではかなり重宝される発声方法です。

一方、ミドルボイスの感覚をつかめたものの、声量が小さい、声がかすれると悩む人も多いはず。僕も、ミドルボイスの声量を上げるのに苦労しました。

ここでは、ミドルボイスの鍵を握る声帯閉鎖に注目したボイトレを紹介します。毎日続ければ確実に成果を実感できるので、ぜひ実践してください。

記事の信頼性

本記事を執筆する僕は、6年以上も独学でボイトレをしてきました。大学院時代には、発声や歌唱の研究もしています。

いまでは音楽番組の出演、ライブやイベントのゲストアーティストなど、様々な舞台で音楽活動をしています。

本記事で紹介するボイトレは、僕が効果を実感したメニューしか掲載しておりません。

まったくの素人だった僕が、音楽活動をできるようになるまでに培ったノウハウを惜しみなく公開します。

なぜミドルボイスの声量が小さくなるのか

なぜミドルボイスの声量が小さくなるのか

ミドルボイスの声量が小さくなる理由を理解しやすくするため、声帯の説明から入ります。声帯とは、のどにある2枚のヒダです。

声帯は、肺から運び込まれる空気とぶつかることで振動。声の源である喉頭原音が生まれます。声がつくられる過程で、声帯は何千、何万回も振動するのです。

地声と裏声を発声するときの声帯の違い

地声と裏声を発声するときの声帯

人には地声と裏声、2つの声があります。これらの声は、声帯を調整することによって発声されます。

声帯の伸び 声帯の開き
地声 伸びていない 閉じている
裏声 伸びている 開いている

声帯が伸びるほど高い音を、閉じるほどハッキリした音を発声します。もちろん、裏声を出しながら声帯を閉じることも可能です。

裏声には3つの種類がある

チェストボイスとは

声帯が開いた裏声をファルセット、声帯が閉じた裏声をヘッドボイスやミドルボイスと呼びます。ヘッドボイスとミドルボイスの違いは、発声する音域です。

裏声 音域
ミドルボイス 低音域
ヘッドボイス 中高音域
ホイッスルボイス 超高音域

音域が低くなるにつれて、声帯を閉じる力が必要になります。ミドルボイスは、ヘッドボイスよりも声帯を強く閉じなければならない、というわけです。

一方、声帯を閉じる力が不十分であれば、ミドルボイス本来の声量を出せません。ミドルボイスの声量が小さくなるのは、声帯を閉じる力が足りないからです。

ミドルボイスの声量を上げる声帯閉鎖とは

ミドルボイスの声量を上げる声帯閉鎖とは

声帯閉鎖は、読んで字のごとく、声帯を閉じることです。ミドルボイスの声量を上げるには、閉鎖筋と呼ばれる声帯を閉じる筋肉を鍛えなければなりません。

腹式呼吸ができない人のためのボイトレ

Menu

  • エッジボイス
  • 「ぐっ・ぐっ」発声

エッジボイス

腹式呼吸ができない人のためのボイトレ

しげ

閉鎖筋を鍛えるには、エッジボイスが最適。エッジボイスは、呪怨のように「あ゛あ゛あ゛あ゛……」と発声する方法だよ。

エッジボイスを出すとき、声帯は閉じています。肺から送られる空気は、閉じた声帯を無理やり通ろうとします。

空気が通過した際、声帯がこすれ合うことで「あ゛あ゛あ゛あ゛……」という声が出るのです。

How to

  1. 低い声を「あー」と出す
  2. 発声しながらのど仏を下げる

声を出すときは、低い、かつ出しやすい音にしてください。発声しながらのど仏を徐々に下げると、「あー」という声から「あ゛あ゛あ゛……」という声に変化したはず。

呪怨のような声が出れば、エッジボイスの完成です。声帯を閉じる感覚をつかめれば、低い音でなくともエッジボイスを発声できます。

エッジボイスのトレーニングメニュー

腹式呼吸ができない人のためのボイトレ

Menu

  • エッジボイスを10秒間キープする
  • エッジボイスと息を交互に出す
  • 徐々に音程を上げながらエッジボイスを出す(地声音域)
  • エッジボイスで地声から裏声に切り替える

エッジボイスで10秒間キープする

エッジボイスを安定して出すトレーニングです。エッジボイスを出すときは、音が揺れたり、途切れたりしないように気をつけましょう。

エッジボイスと息を交互に出す

声帯を閉鎖させる感覚を養うトレーニング。エッジボイスを1秒発声した後、息を1秒吐くというように練習します。

エッジボイスを出しながら徐々に音程を上げる

一音ずつではなく、滑らかに音程を上げるトレーニング。エッジボイスを出すときは、あなたが楽に発声できる地声音域内にとどめましょう。

エッジボイスで地声から裏声に切り替える

ミドルボイス音域に入っても、声帯が開かないようにするトレーニング。練習を続ければ、地声と裏声(ミドルボイス)をスムーズに切り替えることができますよ。

「ぐっ・ぐっ」発声

なぜミドルボイスの発声に鼻腔共鳴が必要なのか

しげ

「ぐっ・ぐっ」発声は、本来持っている閉鎖筋を呼び覚ますボイトレだよ。一回トレーニングしただけでも、音域の広がりを実感できる優れモノなんだ。

Menu

  • 単音で「ぐっ・ぐっ」と発声する
  • 音程を上下させながら「ぐっ・ぐっ」と発声する
  • 音階に合わせて「ぐっ・ぐっ」と発声する

ポイントは、鋭く「ぐっ」と発声すること。子音のGに力を入れると、声帯がしっかり閉じますよ。

独学ボイトレの注意点

独学ボイトレの注意点

独学でのボイストレーニングは、手軽に始められるメリットがある反面、いくつかのデメリットもあります。

Warning

  • 軌道修正してくれる人がいない
  • 自分自身の声を客観的に分析できない
  • 上達に時間がかかる
  • 癖が悪化する可能性がある
  • トレーニングを続けられない

これらは、6年以上独学でボイストレーニングしてきた僕が体験したことです。一時は、のどを締める癖が悪化し、声が出ない状態が続きました。

詳しくは、以前の記事にまとめています。

独学ボイトレのメリットとデメリット実は効果がない?独学ボイトレの前に知りたいメリットとデメリット

独学ボイトレは、決して成果が出ないわけではありません。本記事のトレーニングを正しく実践すれば、少しずつ成長します。

あなたには、僕と同じ思いをしてほしくありません。下手になっては元も子もないので、くれぐれも注意してトレーニングしてください。

0円のボイストレーニング教室という近道

輪状甲状筋を鍛えるボイトレ

実のところ、僕は独学ボイトレの限界を感じている時期がありました。いくら練習しても、上達しない。ネットや書籍を参考にしても、効果がない。

そんな状況を打破してくれたのは、プロの講師が教えてくれるボイストレーニング教室です。本記事のメニューにも、レッスンで実践したモノがあります。

最近は質のよいボイストレーニング教室が増えています。確実に声量を上げたいのであれば、ボイストレーニング教室に通うほうが早いかもしれません。

大手のボイストレーニング教室は、無料体験レッスンがあります。かくいう僕も、無料レッスンだけで音域が拡がったり、声量が上がったりしました。

参考として、僕が実際に体験した中から、おすすめのボイストレーニング教室を簡単に紹介します。いずれも体験レッスンはタダなので、上手に活用してください。

シアーミュージック

シアーミュージックは、数ある中でも断トツで講師の質がよいボイストレーニング教室です。無料体験レッスンだけでも、講師のスゴさを実感できます。

シアーミュージックは、歌の技術を磨きたい人におすすめ。フェスや楽曲制作などの支援体制も整っているため、プロ志望の人と相性がよいですね。

シアーミュージックシアーミュージックの評判は?プロを目指すなら入会すべき7つの理由

Beeミュージックスクール

Beeミュージックスクールは、とにかく楽しく歌いたい人におすすめ。初心者にもやさしい講師陣が、あなたのレベルに合わせて丁寧にレッスンしてくれます。

BeeミュージックスクールBeeミュージックスクールの評判は?体験した僕が教える5つの魅力

ミドルボイスの声量を上げるボイトレまとめ

ミドルボイスの声量を上げるボイトレ

Menu

  • エッジボイスを10秒間キープする
  • エッジボイスと息を交互に出す
  • 徐々に音程を上げながらエッジボイスを出す(地声音域)
  • エッジボイスで地声から裏声に切り替える
  • 単音で「ぐっ・ぐっ」と発声する
  • 音程を上下させながら「ぐっ・ぐっ」と発声する
  • 音階に合わせて「ぐっ・ぐっ」と発声する

ミドルボイス本来の声量を出すには、声帯を閉じなければなりません。閉鎖筋が足りなければ、ふとした瞬間に声がかすれます。

閉鎖筋を十分に鍛えたのに声量が上がらない、という人は、呼吸や肺活量を見直すとよいでしょう。特に、腹式呼吸はミドルボイスに必須の技術です。

呼吸するときに肩や胸が上がるという人は、腹式呼吸ができていません。以前の記事を参考に、トレーニングすることをおすすめします。

腹式呼吸のやり方と練習方法誰でも一瞬で腹式呼吸ができる簡単なやり方と3つの練習方法

いくら練習してもミドルボイスの声量が上がらないという人は、プロのレッスンを受けるべきです。たった1回のレッスンだけで、長年の悩みが解決するかもしれませんよ。

>> シアーミュージックの無料体験レッスンはこちら

>> Beeミュージックスクールの無料体験レッスンはこちら

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