ボイパ(アカペラ)初心者が心がけるべき上達する51のコツ

ボイスパーカッションのコツ

あなたは、ボイスパーカッションが上達しないと悩んでませんか?

アカペラでのボイスパーカッションは、リズムの担い手としてほかのパートを導かなければなりません。一方、初心者にとってはリズムをキープするだけで精一杯という人も多いはず。

ここでは、ボイスパーカッションが上達するコツを3つに分けて紹介します。各項目にチェックリストがあるので、ふだんの練習で活用してください。

練習前に取り組むこと

個人練習に入る前に、準備が必要です。

Point

  1. 原曲を分析する
  2. アレンジを分析する

原曲を分析する

Check

  • どのような曲調か?(バラードか?アップテンポか?)
  • どのような構成か?
  • 1番と2番でリズムパターンに変化はあるか?
  • 曲の中で最も盛り上がるのはどこか?
  • どのようなリズムパターンか?
  • あなたの好きなリズムパターンはどこか?
  • 改善すべきリズムパターンはどこか?

ほとんどのアカペラバンドは、既存曲をカバーするはず。となれば、はじめに原曲を分析しましょう。ポイントは、原曲を理解するという目線です。

プロのドラマーは、ドラムを通して曲を表現します。これは、ボイスパーカッションでも同じこと。原曲を分析して、ボイスパーカッションとしての表現技法を学びます。

特に、好きなリズムパターンと改善すべきリズムパターンを探すのが効果的です。好きなリズムを見つければ、あなたの引き出しが増えます。改善点を見つける姿勢は、あなたの感性を養えます。楽しみながら実践してください。

Tips

原曲を分析するだけでなく、制作現場も見れると曲の理解が深まります。どのような思いで作曲したのか、どのようにして曲を詰めていったのか。原曲からは読み取れないヒントがたくさんあります。YouTubeなどにアップされてることがありますので、探してみましょう。

アレンジを分析する

Check

  • 原曲と雰囲気は同じか?違うなら、どのように違うか?
  • どのような構成にアレンジされたか?
  • コーラス、ベースはどのようなアレンジか?
  • ベースラインには、どのような特徴があるか?
  • 印象に残ったアレンジはどこか?
  • 特徴的なリズムはどこか?
  • 編曲者の意図はなにか?

アカペラを半年も続ければ、アレンジを始める人もちらほら出てきます。あなたのバンドにも、ひとりは編曲者がいることでしょう。

編曲者はバンドのために、あなたたちにしかできないアレンジを用意します。もちろんボイスパーカッションについても、あなたを生かせるアレンジになっているはず。

あなたの個性を最大限に活用するため、アレンジをボイスパーカッションの視点から分析してください。

はじめは、ベースラインと特徴的なリズムを把握するよう心がけましょう。ベースを暗譜するのも、ひとつの手です。コーラスやベースが歌うリズムは、ボイスパーカッションの構成を考えるヒントになります。

アレンジにもよりますが、イントロやアウトロ、メロの切り替えは、特徴的なリズムでアレンジされることが多いです。見つけたら、あなたの演奏に生かしましょう。

Tips

楽譜を受け取ったら、編曲者にどんなリズムがほしいか確認してください。たいていのアカペラ楽譜にはボイスパーカッションの譜面がありません。しかし、編曲者はボイスパーカッションの演奏もイメージしながらアレンジしているはず。彼らの意見を参考にしながら、アレンジが生きるリズムを考えましょう。

個人練習で取り組むこと

ビートのアウトラインをつくる

Check

  • イントロはどのように刻むか?
  • Aメロはどのように刻むか?
  • Bメロはどのように刻むか?
  • サビはどのように刻むか?
  • 大サビはどのように刻むか?
  • アウトロはどのように刻むか?
  • リズムパターンを必要以上に使いまわしてないか?
  • 1番と2番に変化があるか?
  • 曲の構成や流れに沿ったビートか?

いよいよ、ボイスパーカッションのビートをつくります。とは言ったものの、ビートを考える段階では個人練習のはず。おそらく、あなたの演奏と合わせる音は、スマホやパソコンから鳴るmidi音源ではないでしょうか。

アカペラは声で奏でるものです。midi音源といくら練習しても、声と合わせたときの響きは得られません。

個人練習で考えたビートは、全体練習で修正が必要です。個人練習では、修正を考慮したビートのアウトラインをつくるだけで十分です。大まかなビートを何種類か用意して、全体練習に備えましょう。

ビートを思いつかない箇所があれば、全体練習のときに意見をもらいます。メンバーにどんな演奏をしてほしいか聞くことで、新たなビートが生まれることも。

全体練習で取り組むこと

全体練習で取り組むことは、大きく分けて2つあります。

Point

  1. 各パートを聴きながら練習する
    • ベース
    • コーラス
    • リード
  2. 全体とのバランスを考えながらビートを詰める

各パートを聴きながら練習する

ボイスパーカッションを始めたばかりでは、ほかのパートを聴く余裕がありません。結果、ボイスパーカッションだけ浮いた演奏になってしまいます。

まずは、ひとつのパートに絞ってあなたの演奏を調整してください。僕は、ベースとの調整から始めます。

ベース

Check

  • 拍の頭は合っているか?
  • リズムを崩していないか?
  • ブレスのタイミングを合わせているか?または補えているか?
  • アタック音は適切か?
  • 互いのパートを把握しているか?
  • 声質に合った音か?
  • リズムの取り方は同じか?
  • グルーヴをつくれているか?

ベースとボイスパーカッションは、リズム隊と呼ばれます。曲のリズムやグルーヴをつくるには、ベースとの連携が不可欠。しかし、まるで個人パフォーマンスかのように好き勝手演奏するボイスパーカッションが目立ちます。

まずは、拍の頭とブレスのタイミングを合わせましょう。拍の頭が合えば、リズムがくずれにくくなります。ブレスを合わせることで、ベースが刻むリズムを感じやすいです。

Tips

基礎を固めたら、リズムの取り方を統一してください。リズム感をそろえることは難しい分、できると驚くほどの一体感が生まれます。初心者のうちは、スナップ(指パッチン)しながら演奏すると効果的。お互いのリズム感を強制的にそろえてくれます。

コーラス

Check

  • 拍の頭は合っているか?
  • 音を切るタイミングは合っているか?
  • 全員が同じ動きか?または別々の動きか?
  • テンポは合っているか?
  • 音量は適切か?
  • リズムの取り方は同じか?
  • グルーヴを共有できているか?

ボイスパーカッションは、ベースだけに集中すればよいわけではありません。コーラスもアカペラを形作る重要なパートです。

一体感のないアカペラの原因は、コーラスとリズム隊がそろっていないことが挙げられます。ベースと同じように、まずは拍の頭が合うように練習しましょう。

Tips

歌いだすタイミングは合わせても、音を切るタイミングはついつい手を抜きがち。歌い終わりがバラバラだと、まさに尻切れトンボです。特に、ロングトーンの後は注意しましょう。音を切るタイミングも合わされば、さらに気持ちよく演奏できますよ。

リード

Check

  • 歌いだしのタイミングは適切か?
  • フレーズが途切れていないか?
  • 抑揚があるか?
  • テンポは合っているか?
  • リードだけ浮いてないか?
  • リズムの取り方は同じか?
  • グルーヴを共有できているか?

あなたは、どうしたらリードが気持ちよく歌えると思いますか?

答えのひとつが、曲のノリやすさです。ノリのよい曲が流れると、ついつい歌詞を口ずさんじゃう。あなたも、このような経験がありませんか?

リードと合わせることは、答え合わせのようなもの。あなたがリズムやグルーヴをつくれているか確認できます。リズムがぐちゃぐちゃなら、歌に集中できません。リズムが不安定なら、コーラスやベースと一緒に練習しましょう。

Tips

リードだけ浮いて聴こえる場合、リズム感のズレが考えられます。指摘しづらいかもしれませんが、ボイスパーカッションを聴きながら歌っているか確認してください。もし改善できなければ、一緒にスナップを鳴らして演奏しましょう。

全体練習でビートを詰める

Check

  • ベースラインを邪魔していないか?
  • コーラスと合わせて違和感がないか?
  • リードのフレーズを壊していないか?
  • 編曲者の考え通りに刻めているか?
  • ほかのパートと統一感があるか?
  • グルーヴをつくれているか?

各パートとの調整も終えたら、練習もいよいよ大詰め。ビートのアウトラインを完成に近づけます。修正を考慮したビートであれば、急な変更にも十分に対応可能。

もり

ここの刻み方はイメージと違うなあ
このフレーズでもうちょっと遊べない?

しげ

などの要望にも、すぐに応えられるでしょう。

原曲とアレンジを分析し、ビートのアウトラインをいくつも用意したあなたなら、メンバーの期待をよい意味で裏切ることができます。各パートとも調整したので、リズムも完璧ですね。

忘れないでほしいことは、ビートを完成に近づけるのであって、完成させるわけではないということ。

今後、あなたは多くの技術を習得したり、様々な音楽と触れ合ったりするでしょう。知識や経験が蓄積すれば、幅広い表現力が身につきます。

以前気に入っていたビートも、練習していくうちに気に食わなくなることもあります。昨日採用されたビートも、今日の練習では修正を頼まれることだってあります。

僕も過去の演奏を聴き返すと、こうすればよかったと思うことがたくさんあります。妥協のない演奏のため、完成というゴールを設定せずに前進し続けてください。

まとめ

ここでは、ボイスパーカッション初心者が上達するためのコツを紹介しました。

Point

  1. 練習前に取り組むこと
    • 原曲を分析する
    • アレンジを分析する
  2. 個人練習で取り組むこと
    • ビートのアウトラインをつくる
  3. 全体練習で取り組むこと
    • ベースと合わせる
    • コーラスと合わせる
    • リードと合わせる
    • 全体練習でビートを詰める

やることが多すぎると感じたかもしれません。裏を返せば、これらの練習をこなせば誰でも上達できると断言します。

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