もう迷わない!ひとりアカペラ・多重録音にオススメなマイク11選

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あなたは、ひとりアカペラをつくりたいけど、どのマイクを買えばよいかわからないと悩んでませんか?

マイクは歌声や音を録音するために必須です。1万円以下で買える手ごろなマイクもあれば、プロの現場で重宝される何十万とするマイクまであります。

価格もさることながら、音質や個性まで様々。ひとりアカペラ初心者にとっては、何を買うべきかわからないですよね。

ここでは、ひとりアカペラ・多重録音のためのマイクを紹介します。

2種類のマイクがある

microphones

左側2本がダイナミックマイク、右側3本がコンデンサーマイク

ひとりアカペラ・多重録音に適したマイクは、ダイナミックマイクとコンデンサーマイクのふたつがあります。これらの違いを下の表にまとめました。録音方式の違いは専門的な話になるため、ここでは割愛します。また、リボンマイクについては別の機会に紹介します。

  ダイナミックマイク コンデンサーマイク
音質 高音質
耐久性 高い 低い
価格 安い 高い
ファンタム電源 必要なし 必須
主な用途 ライブ・レコーディング レコーディング

ダイナミックマイクは、あなたにとって最も馴染みのあるマイクではないでしょうか。あなたがライブで使うマイクもダイナミックマイクです。頑丈に作られているため、ちょっとやそっとでは壊れません。コンデンサーマイクよりも安く手に入るマイクが多いので、初めてのマイクにちょうどいいです。

コンデンサーマイクは、録音に適したマイクです。アーティストの録音現場にあるゴツいマイクがコンデンサーマイクです。ダイナミックマイクに比べて高音質に録音できます。一方、耐久性が低いため慎重に取り扱わなければなりません。また、コンデンサーマイクはファンタム電源と呼ばれる外部電源を必要とします。

初心者にオススメなマイク

ひとりアカペラ・多重録音をこれから始めたい、始めたばかりという人にオススメなマイクを紹介します。価格は、すべてAmazonを参考にしてます。

名称 メーカー 仕様 価格
SM58 SHURE ダイナミックマイク 約12,000円
SM57 約11,000円
BETA58A 約19,000円
NT1A RODE コンデンサーマイク 約27,000円
AT4040 audio technica 約32,000円
C214 AKG 約33,000円

ダイナミックマイク

SM58


1965年の発売以来、今もなお根強い人気を誇るSM58。ライブ会場やレコーディングスタジオに必ず一本はある定番中の定番マイクです。ボーカル用に設計されているため、力強い中音域の特性を持ちます。音質の高さもさることながら、耐久性の高さも折り紙付き。どんなに大きな声を張り上げても問題ありません。ひとりアカペラを楽しむのであれば、一本は持っておきたいマイクです。SM58に慣れておけば、ライブでも思うような音を作れるでしょう。

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SM57


SM58を同じ年に発売されたSM57。ボーカル録音が主であるSM58に対して、SM57はドラムなどの録音に用いられることが多いです。

しげ

アカペラなのにドラム用のマイク?

ひとりアカペラでSM57を使う場合、ボイスパーカッション、ビートボックスの録音に最適です。当然ながら、SM57でしか作れない音があります。ボイスパーカッションの音質にこだわる人にオススメな一本ですね。もちろん、ボーカルの録音もきちんとできますのでご心配なく。

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BETA58A


SM58よりもワンランク上のダイナミックマイクBETA58A。SM58よりも感度が向上しているので、より高音質に録音できます。また、歌声に含まれる中音域と低音域を減衰させることで、近接効果を抑制する設計になっています。近接効果とは、マイクに口を近づけて歌うと低音域が強調されるという現象です。意図しない近接効果は音をこもらせるので、なるべく軽減させたいもの。SM58だと高音域が曇るというときは、BETA58Aをオススメします。

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コンデンサーマイク

NT1A


コンデンサーマイクの入門としてド定番なRODEのNT1A。のちに紹介する2本のコンデンサーマイクよりも5,000~6,000円ほど安いため、お財布にも優しいです。安いからと言って音質が悪いわけではありません。プロの現場でも使用されるマイクなので、その品質は保証されています。購入するとNT1Aだけでなく、ポップガード付きショックマウント、マイクケーブル、専用ポーチまでついてきます。初心者にはありがたいセットですよね。ほかのコンデンサーマイクと悩んでるのであれば、NT1Aの購入をオススメします。

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AT4040


世界的ロングセラーとなった名機AT4033aを受け継いだモデルAT4040。AT4033aと比べると、低音域の収音性能とSN比が向上しました。SN比とは信号(Signal)と雑音(Noise)の比を表します。雑音が影響しにくい設計になったということですね。声との相性があるため、中には中音域に癖を感じる人もいるかもしれませんが、比較的フラットに録音することができます。

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C214


同メーカーが販売するコンデンサーマイクC414XLIIの廉価版C214。C414XLIIの音質を引き継いだ、コストパフォーマンスに優れた一本です。周波数4kHz以上の音域を持ち上げる特性があるため、歌声を際立たせたいときに重宝します。よい意味でクセがないため、原音に忠実な音で録音できます。C414XLIIが欲しいけど高くて手が出ない、という人にオススメ。ひとりアカペラ・多重録音には十分すぎる性能ですので、安心して使い倒せます。

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音質にこだわりたい人向けのマイク

初心者だからといって、高いマイクの購入を遠慮する必要はありません。はじめからマイクに投資すれば、それだけ高音質のアカペラができあがります。価格は、すべてAmazonを参考にしてます。

名称 メーカー 仕様 価格
SM7B SHURE ダイナミックマイク 約50,000円
MD421 SENNHEIZER 約49,000円
C414XLS AKG コンデンサーマイク 約100,000円
C414XLII 約95,000円
U87Ai NEUMANN 約330,000円

ダイナミックマイク

SM7B


海外を中心に話題となっているダイナミックマイクSM7B。特にビートボクサーたちに愛用されている一本です。僕が大好きなビートボクサー80Fitzも使ってます。SM7Bの前身であるSM7は元々ナレーション用に設計されていましたが、Michael JacksonがThrillerを録音したことをきっかけにボーカル用としても使われるようになりました。人の声に合わせて設計されているため、アカペラと相性が抜群ですね。SM7Bはコンデンサーマイク顔負けの音質を誇る逸品です。ただし、マイクの感度が低いためマイクプリアンプを持っていなければ購入すべきでしょう。オーディオI/Fにマイクプリアンプが搭載されていれば問題ありません。

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MD421


特徴的なデザインからクジラの愛称で親しまれるSENNHEIZERのMD421。はじめに紹介したSM58やSM57に比べて、中音域と低音域の収音性能が上がってます。ドラムの録音に用いられることが多いため、ボイスパーカッションやビートボックスに適した一本でしょう。高音域も幅広く対応しているため、バスドラムやスネアドラムなどのアタック音がしっかりと録音できます。また、吹かれに強いことも魅力のひとつです。ボイスパーカッションやビートボックスは、マイクに音をぼんぼんぶつけるため、吹かれに強いだけで価値がありますね。

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コンデンサーマイク

C414XLS, XLII


マイクの定番ブランドとして名高いAKGが誇るコンデンサーマイクC414。前身であるC12を受け継ぎつつ、改良を加えたマイクがC414XLSとXLIIです。極めてフラットな特性を持つため、原音に忠実な録音を可能とします。完成度の高さから、どこのレコーディングスタジオに一本は置いてある定番マイク。リズム隊を含むすべてのパートを高音質で録音できる万能な一本です。ひとりアカペラの完成度を上げたい人は、ぜひとも持っておきたいですね。

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U87Ai


プロ・アマチュア問わず、最も有名、かつ最も使用されているNEUMANNのU87Ai。その品質は、コンデンサーマイクの最高峰と言っても過言ではありません。あなたがよく聴くアーティストの音も、ほとんどU87Aiで録音されてます。つまりU87Aiを購入すれば、あなたもあこがれのアーティストと同じ音をつくれるということ。一度手に取れば、あなたのひとりアカペラ人生が転機を迎えること間違いありません。しかしながら、値段がべらぼうに高いです。一本、およそ30万円します。金銭的に余裕があれば、購入したいマイクです。

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合わせて買いたいツール

せっかく高音質なマイクを買っても、録音環境が整ってなければ宝の持ち腐れです。ここでは、快適な録音を実現するために購入すべきツールを紹介します。

Point

  • マイクケーブル
  • マイクスタンド
  • ポップガード
  • リフレクションフィルター

マイクケーブル


マイクとオーディオI/Fに接続するためには、マイクケーブルが必要です。たいていのマイクは、XLR端子で接続されます。購入の際は、端子の形に注意しましょう。また、長さにゆとりを持たせることも忘れないでください。

マイクスタンド


マイクを手持ちで録音すると、音量が一定で録れなかったり、ノイズが影響してきたりします。特に、コンデンサーマイクは微かな音でも詳細に拾うので、マイクスタンドに固定しなければなりません。マイクやリフレクションフィルターなどを固定しても支えることのできるマイクスタンドを選びましょう。

ポップガード


歌っていると、マイクに息を強く吹きかけることもあるでしょう。吹かれた息は、ノイズとして録音されます。このような吹かれによるノイズを防ぐアイテムが、ポップガードです。マイクの収音能力は繊細なため、ポップガードなしでの録音はノイズが気になります。コンデンサーマイクには付属されていますが、ダイナミックマイクを使う場合は別途購入しなければなりません。

リフレクションフィルター


マイクはたくさんの音を録音します。コンデンサーマイクとなると、細かな音まで拾います。録音される音は、あなたの口から発する声だけではありません。発した声が壁に反射した音も録音します。すると、生音にもかかわらずエフェクトをかけたような音で録音されてしまうのです。

リフレクションフィルターは、反射音を防ぐ防音フィルターです。コンデンサーマイクで録音する場合は必須でしょう。録音するとわかる通り、音は空間のあらゆるところで反射します。反射音を防ぐだけでも音質はよくなります。高音質なひとりアカペラをつくるには、録音からこだわらなければなりません。

まとめ

ここでは、ひとりアカペラ・多重録音のためのマイクを紹介しました。

Beginner

  • SM58(SHURE)
  • SM57(SHURE)
  • BETA58A(SHURE)
  • NT1A(RODE)
  • AT4040(audio technica)
  • C214(AKG)
Expert

  • SM7B(SHURE)
  • MD421(SENNHEIZER)
  • C414XLS(AKG)
  • C414XLII(AKG)
  • U87Ai(NEUMANN)

ひとりアカペラの入門用マイクであれば、SM58やNT1Aがオススメです。ほかのマイクよりも安いため、コストパフォーマンスに優れます。ボイスパーカッションやビートボックスの音をこだわりたい人は、SM57やSM7Bがよいでしょう。ワンランク上のマイクを検討してるならC414シリーズが買いでしょう。コンデンサーマイクを買ったら、湿度に気を付けて保管してください。

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