緊張せずライブMCをするために僕が実践した4つの練習

a cappella live mc tutorial

あなたはライブで上手にMCができますか?

前回、ライブMCのネタ作りについて記事を書きました。しかし、せっかく個性的なMCネタを考えたとしても、本番でうまく話せなければ意味がありません。

ここでは、ライブ本番でも上手にMCができるようになる練習方法を紹介します。

練習方法

a cappella live mc

台本をつくる

しげ

お客さんの前に立つと緊張で頭が真っ白になる。次に何をしゃべるべきかわからなくなる。

この原因は、MCで話す内容がしっかり決まっていないからです。せっかくネタを考えても、どのような流れで話すか決めなければ、テンポの悪いMCになります。

まずは話すべき内容を台本にまとめましょう。ライブで歌う曲もメモしながらまとめると、誰が見ても流れが確認できます。ライブに慣れてないうちは、一言一句書き起こしても構いません。はたから見ると台本を読んでいるように聞こえるかもしれませんが、テンポが悪くなるよりもマシです。

Point

MCの台本を考えるときは、最後の曲を基準にします。最後の曲は、お客さんに一番聴いてほしい曲。その一曲に向けて曲目(セットリスト)やMCを構成すると、テンポよく展開できます。

参考

ライブ(枠:15分)

一曲目:Morning Mashup(2:20)

二曲目:いきものがかりメドレー(3:30)

MC(1:00)

しげ

はじめまして、僕たち二人組のアカペラグループGroovy grooveと言います。一曲目にお送りした曲は、朝をテーマにしたマッシュアップソングです。このマッシュアップには…
そして、二曲目にお送りした曲は、いきものがかりメドレーでした。今年一月に突然の活動休止宣言にみなさんも驚きましたよね。私たちも…

もり

三曲目:フライングゲット(2:30)

MC(1:00)

しげ

さて、三曲目はAKB48のフライングゲットでした。前半と打って変わってアップテンポな曲なので、会場のみなさんもノリやすかったかと思います。この曲は…
最後にお送りする曲は、一青窈のもらい泣きです。この曲は、私たちにとって思い入れのある一曲でして。実は…

もり

四曲目:もらい泣き(3:30)

Tips

ライブのスケジュールは、分単位でみっちり詰まっています。本番ではアクシデントがつきものなので、時間が押すこともしばしば。もちろん、出演時間にも影響を及ぼします。MCの台本を考えるときは、時間の調整ができるように30秒から1分ほど余裕を持たせておきましょう。

声に出して録音する

台本ができたら、実際に声に出して練習します。本番で緊張せずに話すには、MCの流れを把握する必要があります。何回も声に出して練習することで、MCの内容をきちんと記憶させます。

録音・録画して添削する

MCを覚えたら、録音・録画して内容を確認します。自分ではうまく話せたと感じても、客観的に聞くとテンポが悪く感じられることもあります。滑舌や発音の確認、わかりやすい文章になっているかなどお客さんの立場になって分析してください。

MCの内容が仕上がってきたら、演奏も交えて本番の流れを録画しましょう。ステージングもまた、ライブの完成度を上げる重要な要素です。ただ突っ立って話していたり、お客さんに顔を向けずしゃべっていては、せっかくのMCの台無しです。立ち振る舞いも含めて、あなたたちがパフォーマンスできているか確認してください。

Tips

慣れてきたら、身振り手振りを交えながら話しましょう。ボディランゲージという言葉があるように、体を使うことは相手に話の内容を伝えやすくします。言葉だけではうまく伝わらないことは、体を動かしながら話すのが効果的です。

人前で練習する

仕上げとして、本番と同様に人前で練習します。ライブで緊張するのは、人前に立っているからです。ライブ中の緊張を克服するには、度胸をつけなければなりません。友達や先輩、後輩を呼んで、本番の予行演習をしましょう。

歌い終えたら、聞いてくれた人たちから意見や感想をもらってください。第三者からの意見は、非常に参考になります。自分たちでは気がつかなかったこともあるはずですので、きちんと耳を傾けましょう。

Tips

人前で話すときは恥ずかしがらないでください。慣れないうちは仕方ありませんが、恥ずかしがっていては、MCも中途半端になります。そのような姿で立ち振る舞われては、見ている側も恥ずかしくなります。ステージ上では、役になりきって振る舞いましょう。

ライブで心がけること

a cappella live mc

台本に頼り切らない

ライブは生き物のように変化します。もしかすると、お客さんから思わぬ反応をされることもあります。これをピンチとするか、チャンスに変えるかはあなた次第です。

チャンスに変えるためには、台本に頼り切らないアドリブが必要です。こればっかりは、経験を積まなければ見えてきません。ライブが終わったら次に切り替えるのではなく、いったん振り返ることで、あなたたちの糧にしてください。このような積み重ねが、今後のライブ活動を充実させるカギです。

僕もはじめはMCが苦手でした。打ち合わせにない無茶ぶりをされたり、MC中にヤジを飛ばされたこともあります。しかし、これらの経験があるからこそ見えてくるものもあります。少しずつ経験を重ねることで、最終的には所属するバンドのMCを任せられるようになりました。はじめは緊張して嫌になるかもしれませんが、あきらめず練習してください。

ひとりに任せない

MCの中には、ひとりがメインになるパターンがあります。ここで注意すべきことは、メインにすべてを任せないことです。結成したてのバンドだと、ファンもいないためお客さんの反応が薄いです。うまくまわせないと、この無言の圧力をひとりで受けることになります。これが原因でMCをすることが怖いと感じる人もいます。

仮にメンバーのひとりがメインでまわすよう台本に書いたとしても、ほかのメンバーもMCに混ざってください。無理に会話に混ざろうとするのではなく、相づちを打ったり反応を示すだけで十分です。メンバー内のやりとりが見えることで、バンドの人柄も伝わります。MCが失敗したとしても、メインの人を責めることはやめましょう。

打ち合わせにないことをしない

たまに、気を利かせたつもりなのか打ち合わせにないことを突拍子もなく発言する人がいます。MCの流れに沿うのであれば問題ありませんが、何の脈絡もなく場をかき乱すような発言はやめてほしいですね。ほかのメンバーも反応に困るため、会場が変な雰囲気に包まれます。無理にアドリブを利かせる必要はありません。まずは大筋に沿いながら、手堅く成功をおさめましょう。

まとめ

ここでは、ライブMCの練習方法と本番で心がけることを紹介しました。

Point

  1. 練習方法
    • 台本をつくる
    • 声に出して練習する
    • 録音・録画して添削する
    • 人前で練習する
  2. ライブで心がけること
    • 台本に頼り切らない
    • ひとりに任せない
    • 打ち合わせにないことをしない

MCは、ライブの完成度を左右する重要な要素です。また、バンドの世界観を表現したり、お客さんとコミュニケーションをとる役割も持ちます。ライブのために曲は練習するが、MCはないがしろにするバンドも少なくありません。MCも仕上げてくると、個性的なバンドの仲間入りを果たします。あなたたちの世界観を伝えるためにも、MCの技術を磨いてください。

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