現役カリスマ講師が教えるボーカルレッスンを限定公開

lead tutorial

あなたは、歌が上手くなるためにどのような練習をしてますか?

歌は私たちの身近にあふれてます。好きなアーティストのCDを聴くだけでなく、カラオケなどで歌うこともあります。せっかく歌うのであれば誰しも上手く歌いたいもの。

しかし、練習方法が漠然としている人もいるはず。ここでは、そんなお悩みを解決するために海外のボイストレーニング講師が実践する練習方法を紹介します。

原曲を聴きこむ

headphone

はじめに、流れてくる歌に集中できるよう歌詞を準備してください。歌詞を目で追いながら原曲を聴きます。歌を鮮明に聴くために、ヘッドフォンやイヤホンで聴きましょう。練習環境が整ったら、3つのステップに分けて原曲を聴きこみます。

Point

  1. 細かく分割して聴く
  2. 大きく分割して聴く
  3. 一曲通して聴く

細かく分割して聴く

Step 1: いきなり一曲通して聴いても音程やらリズムやらを覚えることができません。はじめは一曲を分割して聴きこみます。例えば、次のような構成の曲があったとしましょう。

曲の構成
1番 2番 間奏 大サビ


この曲を次のように分割します。

分割例
1番 2番 間奏 大サビ
A, Bメロ サビ A, Bメロ サビ Cメロ 分割なし


いずれも30秒前後の長さを心がけます。ひとつ目の音程とリズムを覚えたら次のパートへ、というように分割した曲の構成に従って順番に聴きます。僕は音程を覚えることが苦手なので、各パートを最低10回は聴くようにしています。

大きく分割して聴く

Step 2: Step 1と比べて原曲を大きく分けます。先ほどの曲構成を用いると次のようになります。

分割例
1番 2番 間奏~大サビ


ここでは、曲の流れを意識しながら原曲を聴きます。音程やリズムが頭に入っている分、歌詞を意識することができますね。原曲のアーティストがどのような心情を表現しているか読み取ると、歌の表現力も鍛えられます。

一曲通して聴く

Step 3: 曲を分割したおかげで音程とリズム、歌詞を覚えることができました。これまでのまとめとして一曲通して聴きます。これまでの練習をきちんとこなしていれば、まるで物語を読み進めているかのように曲が展開していくことに気がつくはずです。もし不安な部分があれば、いったん戻って確認しましょう。隙間時間にできるので積極的に曲を聴いてください。

Tips

ある程度慣れてきたら、原曲の歌手がどのように歌っているか分析しましょう。母音や子音、声質や声量などたくさんのことを調整しながら歌っていることに気がつくはずです。これらをまねすることは、歌唱力を鍛えることにつながります。もっと上達したい人は、ぜひ実践してください。

一緒に歌う

microphone

曲に慣れたらヘッドフォンを外して一緒に歌います。曲を流すときは、パソコンやスマートフォンのスピーカーで構いません。あなたの歌声が確認できる程度の音量で原曲を流します。

先ほどの分割例(Step 1, Step 2を参照)に従って、原曲をいくつかのかたまりに分けます。はじめは細かく分割することをおすすめします。原曲を聴いてイメージを膨らませても歌うとなんだか違う、ということは珍しくありません。しかし、部分練習を繰り返すことで歌が馴染んできます。僕も苦手なフレーズは違和感がなくなるまで何回も繰り返します。

Tips

余裕が出てきたら、原曲のアーティストをまねしながら歌いましょう。アーティストをまねした分だけあなたの技術として蓄積されます。ひとりのまねから始まった練習も、半年もたてば5人、一年もたてば10人のように増えていきます。歌声の個性はアーティストをまねすることで磨かれます。ボイストレーニングでは定番の練習ですので、ぜひ取り入れてください。

歌を録音する

recording

録音環境はたいそうなものを用意する必要はありません。スマートフォンのアプリで十分です。あなたの歌声とアーティストの歌声、両方を確認できるように録音します。

録音した歌を聴き直して、音程やリズムが合っているか確認しましょう。音程やリズムが正しければ、アーティストの歌声とピッタリ重なって聴こえるはずです。もし、ズレて聴こえるなら正しく歌えていません。違和感を感じるフレーズは、いったん戻って練習してください。

Tips

音程やリズムが安定したら、アーティストの歌い方をまねできているか確認しましょう。ポイントは、あなたの歌い方をいったん忘れることです。あなたの歌い方が、元のアーティストとそっくりになるまで繰り返してください。

無伴奏で歌う

a cappella

最後に、流していた原曲を止めて歌います。このとき、録音を忘れないでください。無伴奏で歌うことで、なんの手がかりもなしに音程やリズムを保てるか確認します。録音した歌声を聴いたときに安定して歌えていれば合格です。万が一、音程などがズレる場合は部分練習を繰り返してください。時間はかかりますが、部分練習は完成度を上げる確実な練習です。

Tips

歌まねの総仕上げとして、元のアーティストとそっくりであるか確認します。原曲を流さなくともアーティストの歌い方を再現できていれば、あなたは細かな技術まで自分のものにできてます。次に歌う曲は、今回練習したアーティストと歌い方が異なる人を選びましょう。たくさんの歌唱スタイルをまねすることで、あなたの歌声が鍛えられていきます。

まとめ

ここでは、歌を上達させるために実践すべき練習を紹介しました。

Point

  1. 原曲を聴きこむ
  2. 一緒に歌う
  3. 歌を録音する
  4. 無伴奏で歌う

音程やリズムが安定していることは上手な歌の前提条件です。これらが安定して初めて抑揚やニュアンスなどをつける練習に入れます。もちろん、のどの調子によって音程が低くなることもあります。しかし、音程のズレが半音以上にもなると話は別です。はじめは時間がかかりますが、安定して歌えるように練習を続けましょう。

今回紹介した練習方法は、海外のボイストレーニング講師Roger Love氏が書いた『実力派ヴォーカリスト養成術』を参考にしてます。数々の大物アーティストを育ててきたカリスマ講師ですので、トレーニング内容は説得力があります。書籍には練習用の音源まで付いてくる豪華仕様。もっと技術を磨きたい人は絶対に購入すべきです。

ただし、トレーニング効果に個人差があることに注意してください。海外アーティストに向けて書かれているため、日本で実践されるボイストレーニングとは異なる点もあります。ここで紹介したトレーニングが肌に合わないようであれば、ほかの書籍を買うことが賢明です。

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