大学生は要チェック!アカペラライブを成功に導く11の秘訣

a cappella concert

あなたは、アカペラライブで実力を十分に発揮できない、と悩んでいませんか?

普段の練習ではうまくいくことも、ライブでは失敗することが多々あります。ライブ慣れしていない初心者だけでなく、環境が変われば経験者も満足のいくパフォーマンスができないこともあるのです。

この原因は練習や準備不足、緊張などがあるでしょう。しかし、裏を返せば入念に準備をして自信がつくまで練習を繰り返すことが、ライブを成功させる鍵になるのです。

本ページではアカペラライブを成功に導く11の秘訣を紹介します。具体的に取り組むことがわからないという人は、ぜひ参考にしてください。

ライブまでに準備すべきこと

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はじめに、ライブまでに取り組むべきことです。ここではアカペラの練習以外でやるべきことを具体的に説明します。

曲目に起承転結をもたせる

ライブで歌う曲は観客目線で考えましょう。単にあなたが歌いたい曲を選ぶのも構いません。しかし、選んだ曲がすべてバラードだった、というのであればもう一度考えましょう。

ライブはあなたたちのバンドの世界観や個性をアピールする絶好のチャンスです。にもかかわらず、似たような曲を似たようなアレンジで歌うバンドが目につきます。20分の枠であったら、その時間内でひとつのストーリーを展開できるような選曲にしましょう。

Tips

仮に持ち曲が少ないようであれば、ライブを意識してこれから歌う曲を決めるとよいでしょう。バンドの軸がぶれないように、十分に話し合って選曲してください。

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MCの内容を決めておく

曲の次に鍵を握るのがMCでしょう。曲がどんなに上手でも、MCが下手であったらせっかくの演奏も台無しです。ライブ当日に急いで決めるのではなく、十分に構成を練ってからライブに臨みましょう。

下手にアドリブを挟む必要はありません。誰が何を話すかを決めていれば、スムーズにMCを展開できます。

学内のサークルライブ以外では身内ネタを避けるのが無難です。部外者からすると何を話しているのか伝わらないため、まったくおもしろくありません。どんな場面でも使えるようなMCを数パターン用意しておくと便利です。

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衣装に統一感をもたせる

曲目以外であなたたちの個性を表現できるのは衣装です。必ずそろえる必要はありませんが、衣装を着ることはそれだけで観客の印象に残ります。

衣装をそろえる場合は統一感をもたせてください。イメージだけなんとなく決めてライブ当日に合わせてたら統一感のかけらもない、ということはざらにあります。みんなで衣装を買いに行くなり、ネットで同じ衣装を注文するなりして統一感をもたせましょう。

Tips

衣装は上から下まで完璧にそろえる必要はありません。帽子やスカーフなどのワンポイントでもいいです。ジャケットを着るだけでもよいでしょう。あなたたちの衣装をアピールするのではなく、世界観を表現できればよいのです。

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ステージングをビデオで録画する

パフォーマンスの準備が整ったら、演奏している姿をビデオで録画します。演奏しているときは問題ないように思えることも、動画で見ると改善できることが見つかるはずです。曲の転換や動き方など注意して観察しましょう。

ライブ当日に気を付けること

a cappella live

次は、ライブ当日にやるべきことです。せっかくの準備を無駄にしないように、入念にチェックしましょう。

リハーサルで歌うフレーズを決めておく

ライブ前には必ずマイクリハがあります。このとき、適当に歌うのではなく目的をもってマイクリハに臨みましょう。音量バランスやパートの切り替えなど、確認すべきことはたくさんあります。これらの項目を確認できるフレーズをいくつか決めておくと、充実したマイクリハを行えます。

PAとの打ち合わせを入念にする

ライブで重要なことのひとつが音作りです。この鍵を握る人物がPAであるため、彼らとの打ち合わせは欠かせません。専属のPAがいるのであれば、環境に合わせて各パラメータを確認します。

しかし、アカペラライブの多くが学生主体のものでしょう。であれば、専属のPAなどいないはずです。ほとんどの場合が主催者側の学生です。エンジニアではない学生のPAには限界があります。こちらの要求を果たそうと十分に努めてくれますが、保証はありません。

対策のひとつは、ボリュームをフラットに、エフェクトを薄くかけるよう頼むことでしょう。音量バランスは、口元とマイクの距離で調整できます。エフェクトは、スピーカーからの音を聴いて若干の変化が確認できれば十分です。

マイクテストではマイクを叩かない

ライブ中は基本的にマイクの電源が入っていますが、万が一のことも考えてマイクテストをします。この際、絶対にマイクを叩かないでください。初心者でもない限り叩くことはないでしょうが、注意は必要です。

マイクは非常に繊細な機材です。ライブで用いられるダイナミックマイクは頑丈ではありますが、やはり限界はあります。マイクが故障すれば、ライブ自体に支障が出るでしょう。ライブを成功させるために、大切に機材を扱いましょう。

マイクの先端を口元に向ける

マイクには指向性と呼ばれる音を拾う方向があります。ダイナミックマイクの場合、ほとんどがカーディオイド型(下図)です。

カーディオイドはマイク正面からの音への感度が最も高く、マイク背面からの音への感度が最も低いように設計されています。あなたの声を十分に拾うためにもマイクの正面をめがけて歌いましょう。

polar pattern of a microphone

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口角を上げる

緊張すると顔がこわばります。表情が固いことは観客に不安を与えるだけでなく、音にも悪影響を与えるのです。人間は音を鼻や口、頬や歯などを使って調整しています。口角が下がれば音が下がるのも当然です。

やや低い音はハーモニーを崩す原因にもなります。そのうえ、人間は低い音を無意識に不快に感じる傾向があるのです。ライブの際は口角を上げて歌うよう意識しましょう。

観客の顔を見る

緊張すると口角ばかりでなく顔も下がる傾向があります。下を向かれると観客からしたら自信のないように感じられるのです。また、暗い印象も与えることになるでしょう。

ライブの際は、顔を下げないためにも観客の顔を見るように心がけます。しかし、目が合うと恥ずかしく感じる人もいるはずです。そんな人は鼻や額など、目から視線をずらすことをおすすめします。

Tips

観客は顔を見てくれる歌い手に親近感を覚えます。あなたも好きな歌手が自分の方を向いて歌ってくれるとうれしいですよね。ライブ中はあなたたちが主役です。恥ずかしがらずプロの歌手になりきって歌うと、ライブの成功につながるでしょう。

水分補給をする

アカペラにおいて喉の乾燥は大敵です。乾燥は響きを損なわせたり、喉を壊したりする原因です。乾燥を防ぐためにも水分をこまめにとりましょう。かの有名なアカペラグループ”Pentatonix”のメンバーも、水分補給の大切さを説明しています。詳しくは、『Pentatonixインタビュー | gori.me』をご覧ください。

Tips

ライブ当日だけでなく、普段から乾燥対策をすることも重要です。詳しくは、『のどを乾燥から守る9つの方法』をご覧ください。

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まとめ

本ページで紹介した秘訣を簡単におさらいします。

Point

  1. ライブまでに準備すべきこと
    • 曲目に起承転結をもたせる
    • MCの内容を決めておく
    • 衣装に統一感をもたせる
    • ステージングをビデオで録画する
  2. ライブ当日に気を付けること
    • リハーサルで歌うフレーズを決めておく
    • PAとの打ち合わせを入念にする
    • マイクテストではマイクを叩かない
    • マイクの先端を口元に向ける
    • 口角を上げる
    • 観客の顔を見る
    • 水分補給をする

上で紹介することを心がけておけば、あなたが満足するパフォーマンスに近づけるでしょう。しかし、ライブ成功の根底にあるのは、練習以外のなにものでもありません。音楽は、小手先だけのテクニックでごまかせるほど甘くはないのです。

「選曲を練ったから大丈夫」、「衣装をそろえたから問題ない」というわけではなく、練習が土台にあるということを忘れないでください。

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