ビジネスでボイトレ!会議やプレゼンで通用するための発声練習

ボイトレ

会議やプレゼンテーションで聞き返される。大きな声でハッキリと話せない。あなたも、このような悩みを抱えてませんか?

ビジネスでは、人前で発表する機会がたくさんありますよね。聞き手が理解できるよう、わかりやすい資料を何日も前から準備するはずです。

一方、資料を作りこんでも発表する声が小さければ、あなたの企画や主張は十分に伝わらないでしょう。ここでは、ビジネスシーンで活用できるボイストレーニングを紹介します。

目指すべき声

自分に聞こえる程度の声量であったり、ボソボソと何を話しているかわからないようでは、あなたの主張が伝わりません。

まずは、ビジネスの会議やプレゼンテーションにおける理想的な声を考えましょう。

Point

  • 会場全体に通りやすい声
  • 何を話しているか聞き取りやすい
  • 耳を立てなくてもよい声量

先ほどの3点に注目してボイストレーニングを始めます。トレーニングメニューは次のように設定しましょう。

ねらい トレーニングの概要
会場に通りやすい声 筋トレ、体幹トレーニングにより、姿勢を矯正。発声適した姿勢を身につける。
何を話しているか聞き取りやすい 滑舌を改善。発音しにくい子音を練習する。
耳を立てなくてもよい声量 腹式呼吸の習得。肺活量を増やして、声量を大きくする。

発声しやすい姿勢を身につける

猫背や首が前に出ていては、声を出しづらいです。通る声を出すには、姿勢を正す必要があります。正しい姿勢のポイントは、次の5つです。

Point

  1. 首を前に突き出さない
  2. 背中を丸めない
  3. 胸を張る
  4. 両足を肩幅くらい開く
  5. つま先に体重をかける

しかし、ボイストレーニングを始めたばかりでは、正しい姿勢があなたにとっての楽な姿勢とは限りません。正しい姿勢が楽に感じられるよう、身体を鍛えましょう。

姿勢を正すには、体幹トレーニングがおすすめ。ふだんの生活ではあまり使われないインナーマッスルを鍛えられるからです。ボイストレーニングの観点から、3つの体幹トレーニングを実践しましょう。

Point

  • フロントブリッジ
  • サイドブリッジ
  • バックブリッジ

フロントブリッジ

まずは、うつぶせの状態から腰を落として、ひじを立てます。ひじは、肩の真下に置きましょう。次に、腰を持ち上げて、背中、腰、お尻が一直線になるようキープします。腰がのけぞると腰痛の原因になります。お腹に力を入れて、体を支えてください。

はじめは30秒キープすることを目安に、45秒、60秒と増やしましょう。フロントブリッジの間は、自然呼吸をします。

サイドブリッジ

体を横向きにして、ひじを地面に置きます。反対側の手は、腰に添えましょう。お尻が下がらないよう、お腹を持ち上げます。体が一直線になるよう意識してください。

はじめは、この姿勢を10秒キープしましょう。慣れてきたら20秒、30秒と増やしてください。サイドブリッジの間は、自然呼吸をしましょう。

バックブリッジ

仰向けに寝て、両ひざを立てます。脚は肩幅と同じくらい開きましょう。手のひらを下にして、両手を体の横に置きます。その状態から、ひざ、腰、肩が一直線になるよう背中を浮かせます。このとき、ひざの曲がりが90度になるよう意識しましょう。

はじめは、この姿勢を30秒キープ。慣れてきたら45秒、60秒と増やしてください。バックブリッジの間は、自然呼吸をします。

滑舌を改善する

聞き取りづらい声の原因は、滑舌と発音です。舌が柔らかくなければラ行などの音をきちんと発音できません。また、サ行の音は歯擦音であるため、音が埋もれがちです。

聞き取りやすい声になるため、滑舌トレーニングを実践します。

Point

  • 舌筋を鍛える
  • 子音を発音する
  • ゆっくり言葉(下郎売)
tongue training二度と聞き返されないために実践すべき滑舌トレーニング7選

舌筋を鍛える

滑舌に直接影響のある舌筋を鍛えることは、小顔効果も期待できる一石二鳥のトレーニングです。どこでも簡単にできるので、ぜひ実践してください。

Point

  1. 口を閉じる
  2. 舌を唇と歯茎の間に入れる
  3. 時計回りに10回まわす
  4. 反時計回りに10回まわす

舌をまわすときは、常に唇と歯茎の間に入れましょう。時計回りと反時計回りを合わせて1セットとします。一日3セットもすれば十分です。場所を選ばずにできるので、隙間時間を有効に使ってください。

子音を発音する

子音は息だけでも発音できるため、歌うと音がつぶれがちです。特に、歯擦音であるサ行は意識して歌わないと、すぐ埋もれてしまいます。子音の発音は、次の練習で鍛えることができます。

Point

  1. 「かっ・かっ・かっ・かっ・かー」とリズムよく発音する
  2. 1をカ行の音すべてで練習する
  3. 1~2をサ行・タ行・ハ行で練習する

カ行の音(かきくけこ)で終わったらサ行の音(さしすせそ)へ。ハ行まで練習することで、つぶれやすい子音を網羅することができます。子音は息だけで発音するように心がけましょう。

ゆっくり言葉(外郎売)

外郎売(ういろううり)は、アナウンサーや声優など声を使う職業の人には定番の滑舌トレーニングです。以下に、外郎売の一部を抜粋します。ゆっくり音読して、滑舌を鍛えましょう。

拙者(せっしゃ)親方と申すは、お立ち会いの中に、

御存知(ごぞんじ)のお方も御座(ござ)りましょうが、

御江戸を発って二十里上方(にじゅうりかみがた)、

相州小田原一色町(そうしゅうおだわらいっしきまち)をお過ぎなされて、

青物町(あおものちょう)を登りへおいでなさるれば、

欄干橋虎屋藤衛門(らんかんばしとらやとうえもん)、

只今(ただいま)は剃髪(ていはつ)致して、円斎(えんさい)となのりまする。

声量を大きくする

せっかく優れた発表をしても、相手に聞こえなければ意味がありません。あなたの企画や主張を耳を立てずとも聞こえる声量を目指します。

Point

  • 腹式呼吸を身につける
  • 肺活量の鍛える

腹式呼吸を身につける

人は息を声に変えています。声に変わるべき息が十分に供給されなければ、声量は小さいのも当然。

腹式呼吸は、効率よく空気を供給できる呼吸法です。ボイストレーニングでも定番の呼吸法なので、耳にした人が多いはず。腹式呼吸を身につけるためには、次の練習を実践します。

Point

  1. 肺の中が空になるよう思いっきり息を吐き切る
  2. 5秒間息を止める
  3. 力を抜いて肺に空気を供給する
  4. 1~3を繰り返す

はじめに、肺が空になる勢いで息を吐き切ります。「しーっ」と鋭く発音すると吐きやすいです。息を止めた後は、自然と空気が肺に供給されるようにしてください。自ら息を吸うのではなく、勝手に入ってくる感覚です。

息を吐き切った状態であれば、勝手に空気を取り込みます。力を抜いても空気が入ってこないようであれば、息を吐き切れていない証拠です。おなかを押したりして、息を吐き切る手伝いをしましょう。

肺活量を鍛える

肺活量を鍛えるには、息を「ふっ・ふっ・ふっ…」と吐き続けるトレーニングが有効です。腰に手を当てながら、「ふっ」と鋭く息を吐きます。腹式呼吸ができていれば、息を吐いた直後に空気が送り込まれてきますね。

息を吐くたびに空気が運び込まれるので、いつまでも息を吐き続けることができます。はじめは30秒を目標にして、60秒、90秒と徐々に増やしましょう。

お腹が呼吸に合わせて動かない、だんだん息苦しくなってくるという人は、腹式呼吸ができていません。肺活量を鍛えるトレーニングは、腹式呼吸の延長線上にあります。まずは腹式呼吸を身につけてから、トレーニングに臨みましょう。

まとめ

ここでは、会議やプレゼンテーションに適した声を目指すボイストレーニングを紹介しました。

Point

  • 発声しやすい姿勢を身につける
    • フロントブリッジ
    • サイドブリッジ
    • バックブリッジ
  • 滑舌を改善する
    • 舌筋を鍛える
    • 子音を発音する
    • ゆっくり言葉(下郎売)
  • 声量を大きくする
    • 腹式呼吸を身につける
    • 肺活量を鍛える

いくら会議やプレゼンテーションの準備しても、肝心の声が届かなければ意味がありません。せっかくのチャンスを棒に振っては、もったいないですよね。

あなたの悩みや課題に合わせて、トレーニングメニューを組み立ててください。5分でもよいので毎日続けると確実に成果を実感できます。

あなたもビジネスの場に通用する声を手に入れましょう。

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